車でもバイクでも、交通事故に備えて任意保険に入っておくのが大切なことですが、その時に壊れたものをすべてを保障してくれるとは限りません。
これは20年以上前ですが、私がバイクの運転中に横から車に当てられて事故を起こしました。
バイクの事故はライダーは飛ばされると地面を転がるので、ヘルメットや服などが傷付くのがほとんどです。
私のその時の服装が、秋だったので風を通さないように内側に夏用の薄い革ジャンを着て、その上にフィールドジャケットを着ていました。
そして、事故った時に漏れた大量のオイルが服に滲み込んできて、ジャケットを抜けて革ジャンにまで滲みてしまいました。
革ジャンの色はベージュなのでオイル汚れは大きく目立ち、洗って落ちるものではないのでこの先ずっとこのままです。
エアロレザー製でそれなりに高価だったので、物損として申請したのですが、保険会社からの返答は「却下」でした。
保険会社の言い分は、それは最初から汚れてたんじゃないですかと。
前述した通り、バイクの事故の場合はライダーの全身が傷だらけになるので、外側に着ているジャケットやズボンなどが壊れるのは理解できるが、内側に着ているものまでは補償の限りではないと。
これには私も腹が立ち、高価な革ジャンをわざわざオイルで汚すわけないだろと反論しても、事故った時にオイルで汚れたのを証明できますかと言われてしまいました。
そう言われてしまうと、ジャケットの下に革ジャンを着ていてオイルが沁みている状態の写真を撮っていなかったので、自分の主張を証明できる証拠がないのです。
普通に考えて、事故直後で冷静に自分の全身の撮影をする人って極めて稀だと思うんですけどね。
結局のところ、私は泣き寝入りでした。
全国的に有名な保険会社でしたが、信用できないので示談したあとは解約しましたけどね。
自分の主張を裏付ける証拠がなければ、保険会社が補償してくれる壊れたものは、想定される範囲内に留まると思ってください。
ジャケットの内側に来るのは服だけでなく、腕時計やスマホなどもそうなります。
交通事故の時は、あらゆる面で自分を守るために、たくさんの証拠を映像として残しておくのが大切です。
